昨日のボイストレーニング

前回は日民でお休みしたため、久々のレッスン。
今日の練習ポイントは今までレッスンしたチェストボイス（地声）とヘッドボイス（裏声）の発声に続き、その中間のミドルボイスの発声の仕方について学習する。
最初は、息を吐き切って力を抜く→口を閉じる→鼻で息を吸う→体を開きながら息を吸い→息を止める→一瞬で吐く、という練習。これで歌（唄）に用いる腹筋力が見えるとのことだ。大きく深い息を勢いよく一瞬で吐く事が出来れば合格だが、上手くいかずに苦労する。ポイントは腹筋を常に絞めておく事と息を吐く時に尾てい骨を前に出すように力を入れる事が大事だそうだ。それと肩が上がったり前に曲がったりしないよう、吐く時の動きを鏡でチェックするとよいそうだ。
続いてミドルボイスの発声の仕方について、まずはある音と一オクターブ高い音で発声する練習。徐々に音階を上げていくというもの。最初は低音―高音がチェスト―チェストだが、段々音階が上がるにつれて高音部がミドルになるという練習。しかしなかなか上手くいかず、高音部がどうしてもチェストボイスのままになってしまう。上手にミドルボイスに持っていくには響かせるポイントを見つける事が大事だ。基準位置としては眉間のあたりがいいらしい。
後半もその続きだが、そもそも自分にはチェストボイス、ミドルボイス、ヘッドボイスそれぞれの概念が掴みきれていない。先生にそのことを話してみてヘッドボイスを出すためのきっかけとなる練習を行う。口開けてハミング出来るか練習をやってみたら、案外上手くいった。あとは声を響かせる場所をどこに持っていくかが課題。