あえて普通に過ごす。

地震の後の金曜日は定時前に仕事を切り上げて徒歩で帰宅、2時間位で自宅に到着。その足でお祭り居酒屋へ生還報告(笑)

土曜日は昼間に民謡発表会の予定だったが、中止に。民謡の稽古も中止。ジムも休みなので一日中テレビに釘付け。夜は久しぶりに銭湯に行く。

日曜日は絃詩会門下生の会の予定だったが、朝連絡が入りこれまた中止に。
午後はジムが短縮営業しているとのことでTIPNESSでトレーニングしてきた。短縮でも営業しているのは実にありがたい。ただし計画停電の影響で今後の営業は不定期になりそうだ。トレーニングを済ませてから目白の洋菓子店を梯子、ホワイトデーの贈り物を購入。
一旦自宅に戻ってからスーパーに買い物に逝ったら納豆や豆腐、卵は全くなく、レトルトカレーや米、パン、弁当類も売り切れていた。物流ストップの影響もあるだろうが、震災後の買い占めが主因だろう。日常に必要な物のみ購入してそそくさと退散。

月曜日は本数は減っているものの電車は動いているので通常どおり出社。停電による交通遮断で自宅待機になった人が多かったが、自分はある程度仕事を済ませてから定時前に退社。
今日のボイストレーニングレッスン中止の連絡が午後入る。ジムも木曜まで臨時休業決定だが、諸事情を考えると致し方あるまい。

稽古事やイベントが中止になったり普段利用しているジムが使えなかったりする不都合な面はあるものの、それ以外は今のところ自宅エリアでの停電は無さそうだし食料品も足りているし自分は概ね普通の生活を送っている。明日以降は自宅待機命令が来るかもしれないが、一時的に仕事が出来ないだけであってその他は別段変わる事はないと思う。

例えばある地域で大災害が発生した時に運良く被災を免れた我々はまず何をすべきか…今までどおり普通に過ごす事が一番ではなかろうか。
募金はお金や気持ちに余裕のある人が率先してやればいいだけの話だし、停電予定の地域でもないのに節電のために冷蔵庫のコンセントまで抜いたり冷暖房に慣れきった身体で寒い中無理して暖房器具を我慢したりするのは本末転倒と言うしかない。
我々が普通に暮らしている事が被災者にとって復興の目標となれば幸いだ。勿論今こうして普通に暮らしている事に常日頃感謝の気持ちを忘れてはならない。