紀州路民謡の旅2009(一日目2009/2/14)

和歌山県発第七回紀州路民謡全国大会に出場するのが目的だが、その他は和歌山観光が中心となる。

朝8時40分に羽田空港着、10時05分発の関西空港行きに搭乗。関西空港には20分遅れて到着、関西空港の敷地内のレストランにて昼食を摂ってから貸切バスで和歌山方面に向かう。
まずは海南市にある長保寺(ちょうほうじ)に寄る。徳川家の菩提寺であり、明治初期までは一般人の立ち入りは禁じられていたらしい。大門には仁王像が控えていてなかなか風格がある。創建は長保二年(1000)だが、本堂、多宝塔および大門は鎌倉時代に再建されている。
続いてバスは興国寺に向かう。ここは径山寺(きんざんじ)味噌に尺八発祥のお寺である。山門を入った中腹に三味線の撥の形をした碑があった。江戸時代に著名な三味線奏者だったらしい。その碑の前で記念撮影、果たして自分の三味線の腕は上達するのだろうか。更に本堂の奥には天狗堂があり、そこには一億年前の岩が飾られている。その岩に触れて祈ると願い事が叶うらしいが、自分は何も祈る事はないので全力で生きるという誓いをたてた。
バスは阪和高速道路を通り、南紀白浜へ。円月島を横に見ながら本日のお宿である「むさし」に到着。入浴後に宴会開始し、大分料理が出揃ったところで翌日の紀州路民謡全国大会のリハーサルとしてコンクール出場者は唄う練習をする事に。自分は「紀州幟上げ音頭」を唄うが、宴会で料理を食べ過ぎたせいかお囃子とのコンビネーションがなかなか上手くいかない。宴会終了後もまた稽古する羽目に。その後は部屋で他の会員さん達と0時過ぎまで飲み。