昨日のボイストレーニング

今回の練習ポイントは、ヘッドボイスを用いて効果的に高音での発声する方法を収得する事である。
まずは高音域の発声練習。高音域の発声には鼻腔を使うと効果的だそうだ。と言う事でga~ge~gi~go~gu~の音で普通の音と鼻腔音との違いを練習。gの音の場合、以下のようになる。
通常音　鼻腔音
ガンダム（”が”んだむ）　音楽（おん”が”く）
ギター（”ぎ”たー）　主義（しゅ”ぎ”）
グラハム（”ぐ”らはむ）　キング（きん”ぐ”）
ゲーマーズ（”げ”ーまーず）　千月（ち”げ”つ）
ゴー宣（”ご”ーせん）　珊瑚（さん”ご”）
この例のように先頭にgが来ると通常音になり、途中にgが入ると鼻腔音になる傾向にある（一部例外はあるが）。これらの相違を意識したうえで発声する事が大切。それを踏まえて"ga~nga""ge~nge""gi~ngi""go~ngo""gu~ngu"の発声練習をしてみる。両方とも同じように発声することが大切だが、最初の"g"を強く発声してしまったり"g"と"ng"の発音が区別出来なかったりしがちになる。こういう時は敢えて日本語読みで意識して「我画」「解夏」「疑義」「午後」「具」といった具合で発声すると上手くいくみたいだ。

後半の個人レッスンも先ほどの続き。いずれにせよn〜gaの発音は口の形を崩さないよう平均した圧力で発声する事が大切だ。これ等が安定するようになれば高音域も無理なく発声出来るようになる。