紀州路民謡の旅〜三日目(2/26)

7時起床。
昨晩は3時過ぎまで飲み明かしたため、酔い醒ましのために風呂に入る。その後朝食を摂ってホテルを9時にチェックアウト。
バスには我々ツアー一行の他に和歌山県民謡連合の方々も乗り合わせ、和歌山市の南にある海南市に向かう。海南市の酒造会社中野BCにて工場見学。日本酒では「長久」や「紀伊国屋文左衛門」といった銘柄が有名でこのほかにも梅酒や梅加工品の製造も行っている。そこの創業者が建てた屋敷も見学したが、なかなか格調が高くて身が引き締まる思いがした。見学の後は酒の試飲を行って日本酒や梅リキュールなどをいくつか買い込んだ。バスは和歌山市方面へ北上し、和歌山市を越えて岩出市に向かう。
岩出市では根来(ねごろ)寺を見学するが、その前に会席料理屋にて昼食。自分の座った位置には大御所の先生方が周りに集っていたものの、様々な話題で気兼することなく会話に加わる事が出来た。昼食後は根来寺を見学、講堂に入って調度品や庭の美しさに嘆息したり大塔の仏像のたたずまいに圧倒されたりする。境内の脇には水子地蔵が沢山あってそこの入り口に「根来の子守唄」の歌詞が刻まれた石碑(写真)があり、ツアー一行は石碑前で「根来の子守唄」を合唱。ちなみに根来寺近辺は桜の名所でもあり、3月末になると満開の桜で覆われるとのこと。
その後は道の駅で休憩を取りながら関西空港へ。我々ツアー一行は関西空港和歌山県民謡連合の方々とお別れし、ANA便にて羽田空港への帰路についた。