紀州路民謡の旅〜一日目(2/24)

aomegane2007-03-02


自分の所属する民謡の会ツアー一行を乗せた飛行機は羽田空港を8:55に出発し、関西空港には10時過ぎに到着。
空港には和歌山県民謡連合の方々が出迎えており、手厚い歓迎を受けた後にバスにて紀州路へ向かう。
最初は阪和自動車道を通り湯浅御坊道路を経由してみなべ町へ。みなべICからは田辺市を経由して熊野参詣道を沿って本宮方面へ。本宮温泉郷からは更に新宮市を目指して熊野川下流方向へ。近道でも山を突っ切るので相当時間がかかる。
新宮市街を抜け、15時過ぎに那智勝浦町入りし、そこのマグロ料理店「ヤマキ」にて遅めの昼食。そこで出てきたのは上トロの握りに鯨の刺身。これは美味い!しかしこれで終わる事はなく、続いて出てきたのは大皿に山盛りのマグロの赤身…ツアー参加者の平均年齢が高いためになかなか減らず、食べ尽くした時にはもう写真に撮るのも嫌になる位お腹いっぱいになる。まさにマグロ地獄(笑)だったが、美味かった。さすがに生マグロは違うね!
程なくして勝浦港に到着、そこから船で今夜の宿「ホテル浦島」に向かう。ホテル浦島は半島の先端にあるものの、陸上からの交通は相当不便なので船による送迎を行っている。また半島の殆どがホテルの敷地であり、今回宿泊した部屋は山頂にある部屋であり、海から山まで建物が走っている。フロントからはかなり遠いが窓からの眺めは最高だった。部屋に到着したら真っ先にする事は温泉で一風呂浴びること、これ旅の基本なり(笑)風呂上がりの後は腹ごなしを兼ねて長い階段を下って宴会場へ向かう。宴会は18時半より開始、しかし昼食を終えてから僅か2時間後に始まったためになかなか食べ物が喉を通らない。特にマグロの刺身はさっき食べた物に比べて見た目でも新鮮さに欠けているがわかる。宴会では翌日の民謡大会のリハーサルを兼ねて出場者は舞台で唄う事に。自分は串本節で出場するが、満腹でなかなか思うように唄う事が出来なかった。
宴会の後はホテル内にある温泉を渡りまくる。露天風呂は勿論の事ながら洞窟の中から湧いている温泉もあり、そこからは潮騒を楽しむ事が出来る。温泉の営業時間ギリギリまで粘るが、全ての温泉は制覇出来ず。翌朝に持ち越し。

写真:今夜の宿であるホテル浦島。外からはわからないが、一階フロントから一気に山頂まで昇り上がるエレベーターや対岸の温泉への連絡通路として坑道みたいなトンネルが掘ってある。さながら軍事要塞だ。