今日のボイストレーニング

ステージングの基礎を学ぶ。ステージングとは歌い手が舞台の上に立った時、歌い手がどのように振る舞うべきかについて押さえておかなければならない理論のようなもの(だったと思う)で、例えば歌う時の姿勢や視線とかオーディエンス(聴衆)にいかによいイメージで見られるか…つまりオーディエンスからの視点を重視するものである。歌っている時の姿勢はおかしくなっていないか、視線は下(上)を向いていないか、歌っている時の顔はどうなっているかなどに気を付けながら鏡を見て歌う練習を中心に行う。
まだまだ入門レベルとはいえ興味深い練習だった。観客側の視線を意識する事はジャンルを問わず舞台で歌(唄)う者にとって大切な事である。自分も舞台で民謡を唄う時には、師匠などから指摘された事(姿勢、視線など)を意識しながら唄うし、自分の歌う姿を鏡で見る事は理にかなっていると思う。これは三味線を演奏する時にも言える事であり、姿勢よく演奏する事は大切であるとうちの師匠も常日頃からおっしゃってる。
とは言うものの自分が舞台で唄っていたり三味線を演奏していたりした時に撮影された写真を見ると、姿勢の悪さにいつも凹んでいるのですがねorz