キンヤモニャ祭りツアー2008まとめ

  • 第一日目(8/22)

羽田空港には早朝に到着するも、遅刻してしまう。前日の終電帰宅が響いて眠い。

なんだかんだで伊丹空港を経由して隠岐に到着。隠岐空港では茶山先生が出迎えてくれた。

角突きの横綱牛もお出迎えです。













最初は隠岐の島町の長尾田(なごおだ)にて、地元食材をふんだんに使った昼食。とにかく沢山あって食べきるのが大変だ(--;




昼食後に油井・那久地区を経由して、屋那の松原に到着、そこで地元の語り部の話を聴く。

何故か茶山先生も語り部のお手伝い(笑)

隠岐の島は当時から黒曜石の名産地で有名であったが、関西や北陸地方には殆ど産出しない。この為隠岐の島は黒曜石で賑わっていたそうだ。中ノ島・西ノ島・知夫里島などの島前(どうぜん)では採れないらしい。黒曜石は火砕流が主な成分との説が有力だそうだ。





都万(つま)地区を通り、金田のバイオテックセンターを見学。


そこでは鮑に岩ガキ、ヒオウギ貝等の養殖を行なっている。



バイオテックセンターでは岩ガキやヒオウギ貝を振る舞ってもらう。


岩ガキ食べすぎです(苦笑)でもバスの出発間際で桧扇貝食べ損ねた(;_;)




その後は隠岐誉で有名な隠岐酒造株式会社を見学。隠岐酒造は隠岐に5社あった蔵元が合併して出来た会社だそうだ。ただし隠岐に一つしかない蔵元なので、百種類以上の銘柄を販売・管理しなければならないという苦労もあるようだ。隠岐酒造では色々と面白い話を聴く事が出来た。

    • 甘酒は元々夏の飲み物だそうで、元祖栄養ドリンクの位置付けだったらしい。
    • 酒の原材料の一つである米は、一割が隠岐産、残りは島根県本土産とのこと。
    • 酒は水が命、隠岐は日本名水百選のうち二ヶ所が登録されている位湧水が豊富である。一説によると、大山からの雪解け水が山肌から海底を通ってたくさんの湧水が出ているらしい。
    • 焼酎「わだつみの精」は皆に喜ばれる位人気が高いそうだ。


純米酒「キンニャモニャ」を宣伝している小沢千月先生。ちなみに吟醸酒「しげさ節」に「キンニャモニャ」は千月先生がパッケージの文字を書かれています。


先ほど食べ損ねた桧扇貝が運ばれてきましたヽ(´∇`)ノ
食べたばかりの貝殻にお酒を注いで飲むと、これまた美味い!




見学終了後は宿泊先である隠岐プラザホテルに到着、速攻で風呂を浴びて夕方の宴会に臨む。



ここでも沢山の地元の食材を用いた料理が沢山出てきた。おまけに周囲の会員さんからも沢山おすそわけを貰ってしまったため、全て食べきるのに苦労する(>_<)













食事が終わり近くになったところで恒例の隠岐民謡ショーが始まり、隠岐民謡協会の方々による名人芸を楽しんだ。
その後は翌日のキンニャモニャ祭りに出演するため、合唱「東京音頭」、踊り「同級会音頭」にキンニャモニャ踊りを練習。


一日目にして海の幸は見飽きてしまう(-_-;)果たして大丈夫か!?



  • 第二日目(8/23)

早朝目が覚めたらすぐに朝風呂直行。食事を済ませてから西郷港へフェリーに乗り込む。


フェリーは8時30分に西郷港を出発、国村千鳥先生の故郷である中ノ島は海士町(あまちょう)へ向かう。




今回乗ったフェリーは「しらしま」、船の外装も内装もゲゲゲの鬼太郎づくしです。

西郷港で見た看板。竹島は日本固有の領土です!!


隠岐民謡協会の方々がお見送りです。


船は一路海士町は菱浦港へ。


船内の様子。客室も鬼太郎づくし。

♪あれに見えるは中ノ島かいな〜

三郎岩がお出迎え。



中ノ島は海士町の菱沼港に到着。

かわいいキンニャモニャのお人形がお出迎え。


海士町の玄関口菱浦港に到着したら、本日の宿であるマリンポートホテル海士に向かう。


午前中はそこの二階を借りて、キンニャモニャ祭りの交流会での出し物のリハーサルを行なう。ホテルで昼食後、部屋で休憩。


15時前にキンニャモニャ祭りの交流会に出演するため、当時隠岐入りした和歌山県民謡連合会の方々とともに会場に向かう。

交流会の会場は菱沼港の前の駐車場を用いた特設野外ステージであり、開放的な舞台である。交流会では「東京音頭」を合唱、なかなか好評でした。
その後は国村千鳥先生に小沢千月先生らのショー、旅行に同行してきた民文連若竹が華麗な躍りで華を添える。

小沢千月「大漁旗御舞節(島根大漁節)」


国村千鳥「隠岐相撲取り節」

国村千鳥「松風小唄」

国村千鳥「隠岐はよいとこ別天地」

民文連若竹「津軽よされ節」

国村千鳥「しげさ節」皿踊りは地元の方です。

小沢千月先生に司会の下田鈴竹先生。

小沢千月「秩父音頭」

〆は小沢千月・国村千鳥「人生これから音頭」民文連若竹の踊りがつきます。


交流会終了後はお楽しみ抽選会で盛り上がった。


そしてキンニャモニャ祭りのメインイベントであるキンニャモニャ踊りのパレードは18時より開始、菱沼港の駐車場周辺を二周キンニャモニャ踊りをしながらパレード。




休みなく踊り続けて疲れたが、例年より涼しい気候のためか動き易かったと思う。


キンニャモニャパレードの後は海上花火大会、港から間近に花火を観られるので迫力満点だ。














ちなみに今回のキンニャモニャ祭りに合わせたのか海上自衛隊のミサイル艦「うみたか」が港に係留されており、船の内部も自由に見学させてもらえた。


キンニャモニャ祭りの後は民文連、和歌山県民謡連合会に東京キンニャモニャ連の合同の宴会、例によって海産物が沢山出てきた。


踊り続けたために腹は減っていたが、また岩ガキを沢山おすそわけして貰った。ただ昼も蕎麦など色々な料理をわけて貰ったので、食べ過ぎだ。こりゃ確実にメタボだね(-_-;)



  • 第三日目(8/24)

今朝も早朝起床して朝風呂。朝食を済ませてから今日東京へ帰る民文連若竹の方々を見送るために、菱浦港へ向かう。

菱浦港の高速船乗り場で今日も滞在する我々一行は、キンニャモニャ踊りで見送る。
午前中は比較的自由に行動出来るので、その間は隠岐名物の土産を買いまくる。


昼前にホテルを出発し、バーベキューの会場に向かう。




強風のため、会場を急遽明屋海岸から金光寺山に変更する。






バーベキューは相変わらず豪勢で、サザエ、岩ガキ、桧扇貝に隠岐牛が山盛り。しかも地元の有志の方々の手作り料理も付いている。

隠岐牛ウマー

サザエご飯も美味い。

イカイカすぜ!

それが食べても食べても、なかなかなくならない。しかしどれも美味い!島後での昼食もそうだったが、採れたての物は味付けがシンプルでも美味い。寧ろその方が良い位だ。


大分お腹いっぱいになったところで地元の方々によるしげさ節皿踊りを鑑賞。今度は我々が指名され、「新串本節」を合唱する。


バーベキュー終了後に車で菱浦港に移動、知夫里島への船に乗る。


知夫里島は民謡では「どっさり節」が有名だが、赤ハゲ山に赤壁といった名所もある。そして何と言っても牛の放牧地で有名である。

船は知夫里島の来居港に到着、そこからバスに乗り換えてバスツアーに出発。














まずは赤ハゲ山山頂に到着、そこから島前島後を人眺め出来る。





続けてバスは赤壁に向かう。崖は鋭く切り立っているうえに赤褐色をしており、まさにその名のとおり赤い壁である。



バスは島内中を巡り回ったが、本当に牛だらけである。知夫里島の人口よりも、牛の頭数が多いと思われる位だ。

牛の落し物に注意(-_-;






しかも人よりも牛の方が偉いのか、路上にいる牛はバスが近寄る程度では自分から全く動かない。クラクションを鳴らして渋々移動するのがいい方で、中にはバスに向かってくる牛もいる。その牛はお腹に子供を宿している母牛だった…母は強し。


知夫里島から中ノ島に到着してから風呂に入ってすぐに夕食。

今日も地元の食材を用いた料理が沢山出てくる。ここでも沢山食べる…もうお腹いっぱいだよ(>_<)


夕食後は国村千鳥先生の実家にて交流会を行なう。


地元海士町の方々は勿論のこと、和歌山県民謡連合会の方々も芸達者な方ばかりだ。

藤原眞千子先生のご令嬢藤原梨江さんが「しげさ節」を唄う。
自分も唄いましたが、三番で思いっきり間違えてしまいましたorz

珍味ナマコのはらわた。

和歌山県民謡連合会の方々による銭太鼓「安来節

国村千鳥先生の一番上のお兄さんが踊る「隠岐おわら節」米とぎ踊り。



楽しい時間はあっという間に過ぎていった…


明日は東京に帰る予定。それにしても食い過ぎだ。



  • 第四日目(8/25)

本日最終日。


今朝は7時と遅めの起床、朝風呂。朝食を済ませてからは時間がたっぷりあるので、その間はホテルの備え付けのパソコンでネットサーフィン。
午前10時半前にはホテルを出発し、菱浦港に移動して港の施設であるキンニャモニャセンターで土産を追加で買う。




東京キンニャモニャ連と和歌山県民謡連合会一行は、チャーター便の船に乗って一路隠岐の島の都万へ。菱浦港には隠岐でお世話になった方々に見送られる。



波は外で見たよりも意外に大きく、船の大きさは大型クルーザー程度でスピード出しまくりだったので船内は激しく揺れた。




船は隠岐の島の都万港に到着、そこからバスに乗り換えて隠岐空港へ直行。

隠岐空港でもお土産を購入…って買い過ぎだよ(^^;


空港で大阪伊丹行きの飛行機を待っていたら伊丹からの飛行機が到着、そこに日本民謡ヤングフェスティバルで伴奏に出演していた茶山守廣先生がちょうど戻ってきた。隠岐民謡協会の方々と共に出迎えるツアー一同。その後は入れ替わりでツアー一同が飛行機に乗ることとなり、今度は茶山先生ら隠岐民謡協会の方々にお見送りされる。

まさに隠岐ならではの光景!?



昼食は帰りの機内で隠岐めし。


飛行機は12時55分に予定通り出発、伊丹空港で羽田行きの飛行機に乗り換えて東京に戻る。


(2008/8/30 16:10改訂)