今日は木曜なのに

土用の丑の日
巷では国産の鰻が高騰しているとかそんな話題ばかりだが、何故土用の丑の日に鰻を食べる習慣が出来たのか日本人ならば知っておく必要があると思う。

  • 鰻を食べる習慣

鰻を食べる習慣についての由来には諸説あり、讃岐国出身の平賀源内が発案したという説が一般的であるが、万葉集には大伴家持が、夏痩せの友人に鰻を食べるように勧めている和歌が収められている。

江戸時代、商売がうまく行かない鰻屋が平賀源内の所に相談に行った。源内は、「丑の日に『う』の字が附く物を食べると夏負けしない」という民間伝承からヒントを得て、「本日丑の日」と書いて店先に貼る事を勧めた。すると、物知りとして有名な源内の言うことならということで、その鰻屋は大変繁盛した。その後、他の鰻屋もそれを真似るようになり、土用の丑の日に鰻を食べる風習が定着した。

また、平仮名で墨汁を使って毛筆で書いた「うし」と言う文字が、まるで二匹の鰻のように見えたからという説もある。

この他に、土用の大量の蒲焼きの注文を受けた鰻屋が、子の日、丑の日、寅の日の3日間で作って土甕に入れて保存しておいたところ、丑の日に作った物だけが悪くなっていなかったからという説もある。

土用の丑の日に食べる物は鰻ではなく「う」の付くものでいいのだから、うどんでもうさぎでも、うぐいすパンでもいいのである。主に鰻を食べるのが主流なのは先ほどにも記述したように、ほとんど習慣に近いものになっているからである。
Wikipedia土用の丑の日」より)


と言うことで、土用の丑の日に食べる物は鰻にこだわる必要はありません。梅干しでもウコンでも頭に「う」の付くものならば何でもいいみたいですよ。