NHK総合それいけ!民謡うた祭り(9/17)

新潟県魚沼市より。

最初は小杉真貴子さん「新潟甚句」、加賀山昭さん「三条凧ばやし」とノリのよい唄で盛り上げる。
続いて島河屋台連の「堀之内甚句」「米山甚句」「はねおけさ」は中越の雰囲気が出ていてよかった。NHKの民謡番組はタイトルを「それいけ!民謡うた祭り」に変えてからは地元の連や祭を取り上げる事で地元指向がより一層強くなってきており、それにつれて段々と内容の質が上がってきている気がする。
新潟は米所、酒所、と言う事で小杉真貴子さん「越後松坂」で新潟の宴には欠かせない唄で始まり、木津かおりさん「小千谷おけさ」斉藤京子さん「三階節」稲庭淳さん「十日町小唄」と新潟の唄が続いていく。いずれもお座敷の雰囲気があってよい。そして他県の唄と言う事で小沢千月さん「八木節」はお得意の紺屋高尾ではなく国定忠治だったが、これも文句が素晴らしく小沢千月本人が叩く樽太鼓に合っていてよい。斉藤京子さん「しげさ節」は「三階節」が基になっているとのことでうまく関連付けているのに感心。最後は木津かおりさん「新保広大寺」で締め。全体的に綺麗にまとまった内容でよかったと思う。