紀州路民謡の旅〜三日目

朝9時に大会会場近くの和歌山市内のホテルを出発、昨日からお世話になっている和歌山民謡協会の方々とともに和歌山城に向かう。到着後に城内を散策・見学。初めは豊臣秀吉の弟秀長のために建造され、途中桑山氏や浅野氏を経て紀州徳川家のものになったそうだ。ガイドさんの蘊蓄に耳を傾ける。和歌山城からは市内が一望出来る。
その後は養翠園へ。養翠園は紀州徳川家が設立した庭園で、主に静養のために使われたそうだ。これが実に風光明媚な日本庭園で時間が許せばずっと居てみたい気分になる。今日は寒かったので一通り見学を終えたらすぐに休憩所に駆け込んだ。そこで出されたお茶はごく普通のお茶ながらもなかなかうまかった。近くには廃線跡がありガイドさんに何かとたずねると、2年くらい前に廃止された南海電鉄の路線で日本一本数の少ない路線だったそうだ。
バスは和歌山マリーナシティへ向かいそこで昼食。バイキング形式だが、味はどうも…。敷地内にはショッピングモールや遊園地があるのだが、欧風を意識した建物は何故か安っぽく見えるうえに周囲のマンション重ねて見るとまさに「ファースト風土」的な風景を醸し出している…これで近所にジャスコがあれば完璧だな(笑)結局そこで心動かされるお土産はなく、日本酒のみ購入。和歌山民謡協会の方々とはそこでお別れ。
バスは一路関西空港へ、そこから羽田行きの航空便で帰京。