紅白 伊藤多喜雄「TAKIOのソーラン節」

紅白で自分の中では目当ての伊藤多喜雄さんが出ました。三味線奏者ですが、TAKIOバンドとして出ていたので誰かはわかりませんでした。しかしバックでドラムを叩いていたのは絶対に村上"ポンタ"秀一だ。実は初めて聴いたのですが、ひと昔前の竹の子族風の踊りに合わせて唄う(いや、逆だったかもしれない)のですね。ノリはよかったのでよしとしますか。

あと長山洋子さんが津軽三味線を抱えて熱唱していましたね。唄については演歌なのでどうこう言っても仕方ありませんが、三味線弾くときは開放弦ばかりなのに左手見るなよとかチリレレ*1まともに弾けてねえだろとか思わずツッコミを入れずにいられませんでした。あとバックは澤田勝秋さんら澤田流の方が伴奏していましたが、さすがにそれは安定していました。

いずれにせよ視聴者が民謡に対して興味を持つきっかけとなれば、それはそれでよいのですが。

*1:チリレレ:津軽三味線では代表的な手さばきのひとつで、これを早く強弱をつけて弾くことが出来ると素人にはウケます。