NECソフトウェアが中国でのオフショア開発に失敗で20億円の損

NECソフトウェアが中国でオフショア開発を始めたものの、出来上がった物は使い物にならない位品質が悪いため、日本にて作り直すとの事。それによる損失は20億円にのぼるそうです。詳しくはこちらをどうぞ。
これは何もNECだけの問題ではなく、国内外のグローバル企業ならばどこでも起こり得る事です。オフショア開発って実は本場のアメリカでも国内の雇用に悪影響を及ぼすという事で問題になっているんですね。目先の利益を追求したがため、後で痛いしっぺ返しに遭うといういい例です。こういう問題はしょっちゅう起こっているのにもかかわらず、未だに中国への幻想を抱いているんでしょうかね、経営者とかエコノミストの連中は。中国はコストが上がり始めて駄目だから次はベトナムだって?もうバカかアホかと小一時間問い詰めたいですね。大体経営戦略、いやそれ以前に経営哲学ってものがないんだよ。構造改革とIT革命で景気回復…笑止千万な話ですな。